ベルセルク
今回のレビューは、「ベルセルク 千年帝国の鷹篇」です。
人気コミックのPS2によるゲーム化です。ゲームとしてはアクションゲームで、大剣を持った
主人公が敵をなぎ払っていくことでクリアを目指します。戦国無双あたりと同じようなゲーム性
ですので、爽快感のある作りに仕上がっていました。
このゲームで最も評価すべき点は、フルボイスによるムービーです。人気コミックでありながら、
アニメによる映像化がなかなか進んでいない原作の世界観を、3Dでよく再現していると感じました。
映像作品としても、映画1本くらいの価値は十分にあるものとなっています。人によっては、
このムービーを長すぎると感じるかもしれませんが、原作ファンであればこのムービーだけでも
十分に定価の価値はあると思えるはずです。
ゲーム自体を評価すると、前述したように、群がる敵をなぎ払うことによる爽快感が第一に
挙げられます。主人公のモーションも十分に練られたものですので、思い通りの位置に敵を
集めて、コンボを成功させると見ていても美しく感じられます。また、物語の要所ではボス戦
が発生しますが、ここでは通常戦闘とは違って「カウンター」や「バーサーク」を如何に発動
させるかが鍵となります。また、中盤以降では仲間の援護という要素も絡みますので、通常時
とは異なった緊張感のあるバトルが楽しめました。
以上の点から、原作ファンだけでなく、無双シリーズのような「1vs多人数」アクションが
好きな方にも楽しめる作品だと思います。続編を期待させられる終わり方になっていたので、
原作の方もかなり進展してきましたし、またゲーム化して欲しいタイトルですね。